好きな曲-1グランプリの季節が今年もやってきました。
例年通り準決勝を通過した9曲+敗者復活戦を勝ち抜いた1曲の計10曲が、今年のチャンピオンの座を賭けて決勝の舞台で戦いを繰り広げます。
それでは、数千を超える曲数の中から厳正なる審査を勝ち抜き、準決勝に駒を進めた32曲を発表します。(香盤順)
Aブロック
チューイン・ディスコ(花譜×ツミキ)
ロールレスウエポン(稲葉曇&Neru)
フレアサイダー(NaYuRi)
み む かゥ わ ナ イ ス ト ラ イ (ぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ)
パントマイムエイジャー(feat.GUMI) (ミニマムカーター)
特者生存ワンダラダー!! (天音かなた)
Bブロック
レイニーブーツ (稲葉曇)
いいわけバニー (兎田ぺこら)
ワンダーランド (森羅万象)
紫煙 (____natural)
フロントメモリー(feat.ACAね) (神聖かまってちゃん)
きゅうくらりん (いよわ)
Cブロック
メイジ・オブ・ヴァイオレット (紫咲シオン)
散り散り (読谷あかね)
或る独白 (立椅子かんな)
生活についての考察 (ヒロモト ヒライシン)
ギフにテッド (和ぬか)
モッシュレース (さくらみこ&兎田ぺこら)
SSS (桜ヶ丘七海 cv佐藤利奈)
膨らみかけたChoux Pastry (広瀬こはる cv橋本ちなみ)
Dブロック
終点地へ消えて (picdo&足立レイ)
守護ってルーナイト (姫森ルーナ)
ごめんごめん (100回嘔吐)
たらこのパスタ (花房優輝 cv麻倉もも)
モノクロセンス2021 (r-906)
シビュラ(feat.初音ミク) (wotaku)
椿組名物帳 (御花見衆 椿組)
Gimme吟味virtuaる最高star!!!! (sasakure.UK)
以下準決勝進出曲の感想と準決勝本番の予想。
まず、率直な感想としては昨年「悪魔の子」が優勝したことを皮切りに萌えソング偏重だった大会の審査基準が変わりつつあるのかなといった印象。
中でも今年はボカロ勢の大躍進が見られた。
今年のアップルミュージック出演回数では1位と2位をボカロ曲が独占しており、それ以外でもリプレイ回数の多い曲達が順当に勝ち上がってきたように思える。
萌えソングではこれまでフックされていなかったvtuberによる曲が多く勝ち残っている。これまでやや敬遠していたが、やはり大手事務所は豊富な資金力がある分曲のクオリティがシンプルに高く、高評価に繋がったのではと考えられる。
その他、萌えソングでは謎のマイナーキャラソン達が、ボカロでもかなり飛び道具的な選出がなされたダークホース枠もあり、彼らの活躍にも期待したい。
Aブロック1組目がチューイン・ディスコ。これは1組目から盛り上がる展開が予想される。初進出組である「み む かゥ わ ナ イ ス ト ラ イ」と「パントマイムエイジャー」が大会を大いに荒らす可能性も考えられる。
今年決勝進出本命との呼び声も高い「特者生存ワンダラダー!!」はこの空気に飲まれずにいつものパフォーマンスを発揮できるか。
Bブロックは「レイニーブーツ」から始まる。大混戦が予想される中、正統派であるこの曲がどこまで会場の空気を自分たちのものにできるかでBブロック全体の流れも大きく変わってくるだろう。
中盤はvtuber、アニソン、ボカロ、キャラソン、邦ロックとバラエティに富んだ香盤が見られ、このブロックのトリを飾るのは超売れっ子の「きゅうくらりん」。準決勝のメンバーの中では圧倒的に知名度のある彼らが、賞レースでも結果を残せるかにも期待したい。
Cブロックでは今年リプレイ回数1位の「生活についての考察」が登場。他にも優勝候補と名高い正統派な曲が固まっており、混戦が予想される。「SSS」は今大会で唯一昨年の準決勝進出者であり、リベンジにも期待したい。
Dブロックは「終点地へ消えて」から始まる。Cブロックとは違い亜流が多いこのブロックだが、どの曲も爆発力の面ではずば抜けており、これまでの大会の流れから更に数段階の盛り上がりが期待できる。